インフルエンザの予防接種は早めに
インフルエンザの予防接種についてのお問い合わせが増えております。
今年はみなさんがマスクをしてうがい・手洗いをしているので、おそらくインフルエンザは例年よりも流行が押さえられると考えられます。
しかし新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの症状は良く似ているので、見分けがつきにくいのが問題です。
発熱と咳、倦怠感などの症状が出現した際、新型コロナ感染症のリスクがあるため、限られた医療機関でしか検査がうけられません。
ですので、できる限りインフルエンザも含め、風邪をひかないように細心の注意を払う必要があります。予防注射の効果は60-70%程度と考えらえていますが、接種後は、たとえ罹ったとしても症状が軽く、致命的になりにくいとされています。また、一部ではインフルエンザの予防接種が新型コロナ感染の重症化を防ぐ効果があるとの論文がみられます。
今年は10月1日から予防接種を開始いたしますが、厚労省では10月1日から65歳以上の高齢者、10月26日(月)から小児・妊娠中の方、基礎疾患のある方に受けてもらうよう通告が出ています。当院では十分量のワクチンを確保しておりますが、早めの接種をお勧めしております
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