頭痛でお悩みの方へ

頭痛は「仕方のないもの」と思われがちですが、適切な診断と治療によって改善が期待できる疾患です。
近年では、従来の鎮痛薬だけでなく、頭痛を起こさないための「予防治療」が進歩し、治療の選択肢は大きく広がっています。
また、当院ではオンライン診療にも対応しており、継続治療の負担軽減にも配慮しています。
「ほぼ毎日のように頭痛がある」「市販薬や処方薬を飲んでも十分な効果を感じられない」「頭痛のために仕事や家事、外出に支障が出ている」といったお悩みはありませんか。
また、「天候や気圧の変化で頭痛が起きやすい」「吐き気や光・音で悪化する頭痛がある」「頭痛が起こることへの不安で予定を立てにくい」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
このような症状が続いている場合、適切な診断と治療によって症状の軽減が期待できる可能性があります。
頭痛を我慢し続けるのではなく、まずは一度ご相談ください。
最新の片頭痛治療|CGRP関連薬(注射・内服)
片頭痛の予防治療として、近年注目されているのがCGRP関連薬です。
頭痛の発症に関与する物質「CGRP」の働きを抑えることで、頭痛の頻度や強さの軽減が期待されます。従来は注射薬のみでしたが、現在では内服薬という新たな選択肢も登場しています。
PICKUP 注目の新薬「アクイプタ(内服CGRP関連薬)」

片頭痛の予防治療として、CGRP関連薬はこれまで注射薬が中心でしたが、近年では内服薬という選択肢も広がっています。
すでにCGRP受容体拮抗薬である「ナルティーク」が使用可能となっており、さらに2024年4月には、新たな内服薬「アクイプタ」の登場も予定されています。
ナルティークは隔日で1錠服用するタイプの薬で、予防だけでなく急性期治療としても適応があります。
一方、アクイプタは1日1回服用する予防薬で、現時点では予防治療としての使用が中心となっています。
これにより、注射が苦手な方や、毎日の服薬で治療を行いたい方にとっても、より選択しやすい治療が広がっています。
片頭痛治療はここ数年で大きく進歩しており、患者様のライフスタイルやご希望に合わせた治療選択が可能になっています。
当院では、こうした新しい治療にも対応しながら、最適な治療をご提案していきます。
注射薬(エムガルティ・アイモビーグ・アジョビ)
- 月1回の自己注射が基本
- アジョビは3ヶ月ごとの投与も選択可能
- 頭痛の頻度をしっかり抑えたい方に適している
内服薬(ナルティーク・アクイプタなど)
- ナルティークは隔日で服用するタイプの薬で、予防治療に加えて急性期治療としても使用されることがあります。
- アクイプタは1日1回服用する予防薬で、継続的に服用することで頭痛の発症を抑えることが期待されます。
- 注射が苦手な方に適しており、ライフスタイルに合わせやすい治療法です。
注射と内服、どちらを選ぶべき?
片頭痛の予防治療には、注射薬と内服薬という選択肢がありますが、どちらが優れているというものではなく、患者様の状態や生活スタイルに応じて適した方法を選ぶことが大切です。
頭痛の頻度が多く、しっかりと予防したい方や、これまでの内服薬で十分な効果が得られなかった方には、月1回または3ヶ月ごとの投与で継続できる注射薬が選択されることがあります。一方で、注射に抵抗がある方や、負担の少ない方法から始めたい方には、日常生活に取り入れやすい内服薬が適しています。
当院の頭痛治療

当院では、頭痛の種類や原因を見極めたうえで、患者様一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
単に痛みを抑えるだけでなく、「頭痛が起こりにくい状態をつくること」を重視し、生活背景やご希望も踏まえながら、無理なく継続できる治療を大切にしています。
これまで多くの頭痛にお悩みの方が治療を受けられており、片頭痛の頻度や程度の変化を実感される方もいらっしゃいます。日常生活への影響が軽減し、「以前より頭痛にとらわれる時間が減った」と感じられるケースも見受けられます。
頭痛の状態や治療効果には個人差がありますが、継続的に治療に取り組むことで改善が期待できる場合があります。
頭痛の分類
頭痛は大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分類されます。
原因を正しく見極めることが、適切な治療につながります。
一次性頭痛(頭痛そのものが病気)
- 片頭痛
- 緊張型頭痛
- 三叉神経・自律神経性頭痛
- その他の一次性頭痛
日常的に繰り返す頭痛の多くはこのタイプに含まれます。
二次性頭痛(他の病気が原因)
- 脳血管障害
- 頭部外傷
- 感染症
- 副鼻腔炎・眼・耳などの疾患
- 薬剤やアルコールなどによる影響
命に関わる疾患が隠れている可能性もあるため、注意が必要です。
その他の頭痛
- 顔面痛
- 神経痛
なども含まれます。
頭痛の検査
頭痛には明確な診断基準があるものもあり、当院では問診票に「頭痛が始まった時期」「痛む頻度」「痛みの程度」「痛む箇所」「頭痛に伴う症状」などをご記入頂き、それを元に診察を行って参ります。
受診は頭痛が起きていない時でも構いません。むしろ頭痛が起きていない時の方が客観的に診察できる場合もございます。詳しくはよくある質問をご覧下さい。
さらに、頭部のCTやMRI検査も積極的に活用しており、ご希望される場合は検査センターでCT・MRIを受けて頂き、当院での診療に診断結果を使用します。
なお、検査をするのは頭部ですが、原因があるのは脳とは限りません。
鼻、目、耳の異常によって頭痛が引き起こされることも多く、これらの原因を突き止めることで適切な薬の処方が可能になります。必要に応じ、脳波検査を行います。
MRI検査について(当院にMRIはありません)
MRIは当院では行いません。提携施設で検査をスムーズに受けていただけます。また、撮影したデータを元に診断や説明を行っておりますのでご安心ください。
検査項目
- 血液検査
- 骨密度検査
- 血管年齢検査
- CT
- MRI
- 脳波検査
治療方法
当院では、頭痛の種類や程度に応じて、以下のような治療を組み合わせて行います。
お薬(飲み薬、点鼻薬、自己注射)
頭痛には、痛みを抑える治療に加えて、発症そのものを抑える予防治療があります。
CGRP関連薬(注射・内服)を含め、患者様の状態に応じて適切なお薬を選択します。
オンライン診療について
当院では、頭痛治療の継続をサポートするため、オンライン診療にも対応しています。
通院が難しい方、お薬の継続処方をご希望の方、忙しく来院時間が取りづらい方、このような方でも、無理なく治療を継続していただけます。
※症状や治療内容によっては対面診療が必要となる場合があります。
頭痛ダイアリー

頭痛の記録をつけることで、自分の頭痛が起きるタイミングやきっかけを知ることができるようになります。
その結果、原因が明らかになり、頭痛が起きないようにする、もしくは頭痛が起きそうな時は早めにお薬を飲むといった対策が取れるようになります。
頭痛おたすけ掲示板
待合スペースに「頭痛おたすけ掲示板」を掲示しています。
「こうしたら良くなった!」等、患者さん同士で共有できるようにしています。
ここでは一部だけご紹介いたします。当院にお越しの際はぜひご覧ください。






動画解説
- 頭痛外来について
- 頭痛の種類について
- 片頭痛の治療・予防
- 頭痛解決マニュアル ゲンキの時間
- 知っておきたい!頭痛のタイプと対処法
- 知っておきたい!頭痛のタイプと対処法 緊張型頭痛
雑誌監修記事
予防と健康づくりのサポートブック「よぼうみらい」にて片頭痛特集を監修しました。




頭痛のオンライン診療〜働き盛りの方の継続受診をサポート〜
よくあるご質問
Q. 頭痛があるときでないと受診できませんか?
A. いいえ、頭痛が起きていないときでも受診可能です。
むしろ症状が落ち着いているタイミングの方が、これまでの経過を整理しやすく、適切な診断につながる場合もあります。
Q. 市販薬で様子を見ていますが、受診した方がよいですか?
A. 市販薬で一時的に改善する場合でも、頭痛の頻度が多い方や生活に支障が出ている方は一度ご相談をおすすめします。
頭痛の種類によっては、適切な治療を行うことで症状の軽減が期待できる場合があります。
Q. 頭痛の原因はどのように調べますか?
A. 問診を中心に、頭痛の頻度・強さ・部位・伴う症状などを詳しく伺い診断を行います。
必要に応じて、CTやMRIなどの画像検査を提携施設で受けていただくことも可能です。
Q. 頭痛でも検査は必要ですか?
A. すべての方に必要というわけではありませんが、症状や経過によっては検査を行うことで重大な疾患の除外につながります。
不安な場合は遠慮なくご相談ください。
Q. どのような治療を行いますか?
A. 痛みを抑える治療だけでなく、頭痛の発症を抑える予防治療も行います。
CGRP関連薬(注射・内服)を含め、症状や生活スタイルに応じて治療法をご提案します。
Q. 注射と内服はどちらが良いですか?
A. 症状の程度や生活スタイル、ご希望に応じて適した方法を選択します。
どちらが適しているかは診察の中でご説明いたしますので、ご安心ください。
Q. オンライン診療は利用できますか?
A. はい、当院ではオンライン診療にも対応しています。
通院が難しい方や継続処方をご希望の方も、無理なく治療を続けていただけます。
※症状によっては対面診療が必要となる場合があります。
Q. 頭痛があるときにすぐ受診した方がよい症状はありますか?
A. 以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。
・これまでにない強い頭痛
・急に起こった激しい頭痛
・手足のしびれやろれつが回らないなどの症状を伴う場合
これらは重大な病気の可能性もあるため、速やかな対応が必要です。
Q. 頭痛は治りますか?
A. 頭痛の種類によって異なりますが、適切な治療により症状の軽減やコントロールが可能なケースも多くあります。
「改善しないもの」と諦めず、一度ご相談いただくことをおすすめします。

